訪問はり灸からーずでは、ご自宅で療養されている方々に「安心」と「笑顔」をお届けするため、一対一の「人」としての関わりを第一に考えています。はり灸の技術や認知症ケアなどの知識を日々学び続けながら、ご家庭ごとの想いに寄り添い、「一番良い形」を一緒に探していく。そんな温かいケアをお約束するスタッフをご紹介します。

  • 若林 大

    代表
    鍼灸師(はり第182680号、きゅう第182514号)

    こんにちは。訪問はり灸からーず 代表の若林と申します。


    現在の医療では治療方法が確立していない病気や後遺症の問題に対しては対応が苦手という事があります。

    どのような事ことかと申しますと、例えば骨折を例にすると整復や手術をする事で、予後の経過を予測しリハビリをする事で回復時期が分かります。

    しかし、指定難病の場合や脳梗塞後遺症、慢性的な疾患に対しては、どのように対応するかが難しくなります。


    今後はますます統合医療の重要性が必要と言われる中、西洋医学だけではなく、東洋医学をうまく活用して、先進医療と伝統医学の融合を目指し、難しい課題ではありますが、今後健康長寿を全うするお手伝いをできるよう取り組んでおります。

    代表の若林さんの画像
  • 若林 耕
    鍼灸師

    私がこの仕事を選び、訪問専門の鍼灸師として活動している原点には、幼い頃に一緒に過ごした2人の「おばあちゃん」の存在があります。


    両親が共働きだったため、私はおばあちゃんたちと過ごす時間がとても長かったのです。

    一人のおばあちゃんは私が小学校に上がる前に亡くなってしまいましたが、当時はよく病院へ付き添い、待合室で診察が終わるのを待っていました。

    もう一人の少しやんちゃなおばあちゃんは、私が中学生の頃に施設へ入居し、のちに脳梗塞で寝たきりになりました。それでも面会に行くといつも嬉しそうに笑ってくれて、言葉ははっきり分からなくても、心でしっかり通じ合えているような温かい時間がありました。

    当時の私にできたのは、手作りの「肩たたき券」を渡すことくらいでした。

    もし今、二人がいてくれたら、私の鍼灸でもっと身体を楽にしてあげられたのに、もっと喜んでもらえたのかな……と、ふと思うことがあります。


    その後、鍼灸師となり、鍼灸院や病院でさまざまな症状を抱える方々に施術を行う中で、「身体が辛くても、ご自宅から出られず通院を諦めている方が非常に多い」という現実に直面しました。

    本当に鍼灸を必要としている方のもとへ、こちらから直接お届けしたい。その強い想いから、私はご自宅や施設へ伺う「訪問専門」という道を選びました。


    訪問でお会いする患者様の多くは、もとになる様々なご病気を抱え、そのうえで症状が出ています。

    私が行う鍼灸で、そのご病気そのものを完全に治すことはできないかもしれません。それでも、施術のあとに「よく眠れるようになったよ」「毎日の生活がラクになった」と言っていただけることがあります。


    現在、お身体の不調や痛みに悩み、これからのご自身の状態に不安を抱えて辛い思いをされている方がたくさんいらっしゃいます。

    私にできること、鍼灸だからこそできることを自分自身がしっかりと見極め、ケアをお届けしたい。何かのご縁で私が関わらせていただくことで、皆様の生活が少しでもラクになり、ご本人様はもちろん、ご家族の皆様の笑顔を少しでも増やすことができたらと願いながら、日々お一人おひとりの心と身体に丁寧に向き合っています。

    若林耕(ワカバヤシ コウ)の写真
  • 中老田 佳奈
    鍼灸師・柔道整復師

    私がこの道を志した大きなきっかけは、祖父の存在でした。

    幼い頃から祖父母の家が近く、いつも温かく見守ってもらっていましたが、私が中学生になる頃、祖父は体調を崩し、入退院を繰り返すようになりました。

    自宅で過ごす時間が増えても、会いに行くと変わらず笑顔で迎えてくれたことを今でも覚えています。

    そんなある日、祖母に勧められ、訪問で鍼灸や施術を行う先生の姿を目にしました。 歩くこともつらそうだった祖父が、施術後にはスムーズに歩いている姿を見て、大きな感動を覚えました。

    「私も資格を取り、祖父のように困っている人を元気にしたい」 そう思ったことが、この仕事を目指した原点です。


    資格を取得した後、残念ながら祖父に施術をするという目標は叶いませんでした。

    しかし今は、痛みや不調に悩み、日常生活に困っている方のお力になりたいという想いで、訪問施術に携わっています。


    実際にご自宅へ伺うと、施術後の変化を喜んでいただけたり、「来てくれて安心した」とお声をいただくことがあり、大きなやりがいを感じています。

    医療の進歩により寿命は延びていますが、不自由なく過ごせる「健康寿命」を全うできている方は、決して多くありません。

    生活習慣病やさまざまな疾患により、寝たきりや慢性的な不調を抱える方が多いのも現実です。

    また、鍼灸治療を受けた経験のある方は全体のわずか5〜7%ほどといわれ、訪問での鍼灸となるとさらに少なくなります。

    だからこそ、寿命だけでなく健康寿命も延ばせる可能性のある鍼灸を、もっと多くの方に知っていただきたいと考えています。


    お一人おひとり、症状や悩み、生活環境は異なります。

    その方に合わせた施術を行うために、今できる最善は何か、足りないものは何かを日々考え、学び続けています。

    ご本人はもちろん、「このままで大丈夫だろうか」「何をしてあげればいいのかわからない」と悩まれているご家族の方にも、訪問鍼灸という形で少しでも安心を届けられたら嬉しく思います。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    中老田佳奈写真