「腸活のスタートは“口の中”から」
慢性疾患の影に、セロトニン不足?
その出発点は「口の中」かもしれません
「最近、なんとなく気分が晴れない…」
「疲れが取れにくくなってきた気がする」
そんなふうに感じる日が増えていませんか?
実はこうしたなんとなくの不調の背景には、
セロトニン不足や自律神経の乱れが関係していることが多いんです。
そして意外かもしれませんが、その根本にあるのが…
**“口の中の環境”**なんです。
腸活のスタート地点は「口」だった?
「腸活といえば、ヨーグルトや発酵食品でしょ?」
──そう思っている方も多いですよね。
でも、そもそも腸の入り口ってどこでしょう?
そう、口ですよね。
つまり、口の中から始まって、腸へと続く一本の道が、私たちの消化管なんです。
たとえば、歯のトラブル、歯茎からの出血、口内炎、喉の違和感…。
こうした**“口の中の不調”**は、実は腸内環境ともつながっています。
👄口から入った菌は、腸まで届いてしまう?
口の中には、なんと700種類以上の細菌が存在しています。
私たちはそれらを無意識に飲み込み、胃を通って腸まで届けています。
胃酸がしっかり働いていれば多くの菌はそこで死滅しますが、
ストレスや加齢、生活習慣の乱れで胃酸の分泌が弱っていると…?
生きたまま腸に届き、腸内のバランスを崩してしまうんです。
腸内環境が乱れると、便秘や下痢だけでなく、免疫力の低下・慢性炎症・精神的な不調にもつながります。
🌈セロトニンは腸で作られる“幸せホルモン”
ここで重要なのが、「セロトニン」という神経伝達物質です。
セロトニンは気分や睡眠、自律神経の安定に深く関わっており、
その90%以上が腸で作られていることが分かっています。
セロトニンが不足するとどうなるでしょうか?
- 朝起きるのがつらい
- 気分が落ち込みやすい
- イライラ、不安が続く
- 睡眠が浅くなる
- 痛みに敏感になる
こうした状態が積み重なることで、
頭痛、肩こり、慢性疲労、過敏性腸症候群、不眠、うつ症状など、
いわゆる**“慢性疾患”**へとつながっていくこともあるのです。
鍼灸がアプローチできる「自律神経」のバランス

「セロトニンが腸で作られるなら、腸を整えることが大事なんだね」
──その通りです。でも実は、それだけでは不十分なこともあります。
なぜなら、セロトニンの分泌や吸収は、自律神経とも密接に関係しているからです。
緊張・ストレスが続くと交感神経が優位になり、腸の動きが鈍くなったり、胃酸の分泌が落ちたりします。
ここで力を発揮するのが、鍼灸による自律神経の調整です。
鍼灸は、
✅ 胃腸の働きを整える
✅ 緊張状態をゆるめて副交感神経を優位にする
✅ 血流を促進し、セロトニンの代謝をスムーズにする
といった作用があり、身体を“リセットモード”へと導いてくれます。
特に「頭がずっと重い」「寝ても疲れが抜けない」「呼吸が浅い」といった方には、
セロトニン&自律神経の両面からのアプローチが効果的なんです。
投稿者プロフィール

- はり灸骨盤矯正colors院長
- 心と身体の調和がとれた状態を保つには大変な時代。 だからこそ、私たちはあなたとあなたの大切な人たちの健康と幸せのために、施術を通じサ ポートしています。 いつでも私たちに大切なお身体をお任せください。あなたの健康を、心を込めて、全力でサポートします。
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