「まずはお顔の筋肉をほぐすこと!」
年を重ねるとシワやたるみが出現して老けた印象になってしまいますよね。そこで効果的なのが、表情筋を緩める美容鍼灸。硬くなった筋肉を緩め、血行が良くなることで肌がふっくらし、シワが消えていきます。シワにも表皮ジワ(乾燥ジワ)、真皮ジワ(小ジワ)、真皮ジワ(大ジワ)とあります。乾燥ジワのように保湿で改善するケースから美容鍼灸のように真皮層にまで鍼をすることで改善するケースまで様々。
目元のシワは、眼輪筋(目の周りを囲んでいる筋肉)の収縮や弛緩などにより生じたものや、皮下脂肪の萎縮や下垂により皮膚にたるみが生じてできるものがあります。おでこのシワは、顔を覆うような前頭筋(眉上から頭頂部まで)があります。目を大きく開けるとおでこにシワがでますが、こちらも筋肉の収縮や弛緩により生じます。
自宅でのスキンケアのついでにマッサージを取り入れることをおススメしますが、ポイントは皮膚に傷を作らない様に油分を含むクリームを使い、事前に蒸しタオルで温めてから行うと効果的です。そしてマッサージを行う時には指先や手のひらも使い丁寧に行い、一緒に頭皮のマッサージも加えて10分から15分程度が良いでしょう。
「保湿水分、乾燥はよくない!」
体内の水分量は成人で体重の60%~75%が、加齢に伴い徐々に減少していきます。70才前後では60%前後となります。そして身体の部位により皮膚(表皮+真皮)角層の厚さも違います。目の周りは皮膚が薄く皮脂が少ないための乾燥、おでこは紫外線の影響を受けやすいための乾燥により、シワができやすくなっています。予防のためには、紫外線対策をすることはもちろんですが、保湿を徹底し、シワをこれ以上増やさないことが大切です。シワに有効な成分が含まれているスキンケアアイテムで、肌のターンオーバーを促す保湿ケアを習慣化すると良いでしょう。
「表情筋の使い方や普段のクセ」
顔を動かす筋肉は表情筋と呼ばれ、眉や口など様々な箇所を動かすことによって、表情を作り出しています。いつもしかめっ面だったりなど、表情にクセがあり、同じ筋肉ばかり使っていると皮膚がシワの形状を記憶してしまいます。逆に、無表情が続いたりなどで、使っていない筋肉があると表情筋の筋力が衰え、たるみによるシワの原因になると考えられています。最近ではマスク生活により表情がこわばりほうれい線やたるみの原因になる事が急増しております。
一概に表情筋といっても顔には様々な筋肉があり、日頃は動かしていない筋肉も鍛えてみるのが良いでしょう。まずは、口を大きく開ける、舌を出す、顔の向きを変えずに目を回してみる、など、気軽に日頃使っていない表情筋を意識して動かしてみることをおススメします。
「頭皮ケアや顔ツボマッサージなど自分でもケアが必要」
顔のたるみやしわの原因は頭皮の血行不良にも由来することがあることをご存知でしょうか?
そんな時は、血行を改善する頭皮マッサージがおススメです。指の腹で円を描くように頭皮をマッサージをしてください。この時、「痛気持ち良い」と思える程度の強さで頭皮を動かしながら血行を促進していくことがポイントです。
また、顔にはたくさんのツボがあり、押すことによって筋肉がほぐれてリフトアップやたるみ、シワの解消につながる、美容効果の高いツボも存在します。頭皮マッサージや顔ツボのセルフケアで、シワ対策に役立ててくださいね。
「保湿と美容鍼で筋肉の硬縮を解消し、表情筋の癖を改善していく」
「美容鍼」は、鍼で顔のツボを刺激して、これによって筋肉に柔軟性をもたせ、そして皮膚の新陳代謝を促進し、シワ、たるみ、クスミ、シミなどを解消し若々しさを取り戻す美容法です。美容鍼で顔の筋肉をダイレクトに刺激をすることで、効果は即効で効き目は長持ちになります。マッサージやツボ押し、保湿などのセルフケアも重要ですが、「美容鍼」で筋肉の硬縮を解消し、表情筋の癖を改善していきましょう